Diaspora ! , Partizan ! , ・・and Disko !!! * 7月から アーティスト/アクティヴィストのブブさんをはじめ、 非常に面白い方達が話題発起人となり、 10数名 集まったみんなで主にアートに関して話し合う、という 「私塾」に通っています。 (ちなみにブブさんは、ボクが高校の頃からのファン。お会い出来て光栄です☆) 毎週水曜日。18時から23時まで。で、ほぼ毎回時間が足りない、という・・。 前回は、元名古屋市美術館学芸員の木方幹人さんの講義があり (わざわざ東京から京都へいらっしゃった!)、 「カント → シラー」の流れを丁寧にみていきました。 「美」なる体験は、主観的なものから出発する以上、 客観的な「モノ」として取り上げる事は不可能である=「美」に「学」はありえない、 とカント自身はバッサリ否定したのにも関わらず、 シラー以降、「美学」に繋がる文脈が出来上がっていく過程の話。 それは「昔の話」や「なんだか難しい話」とかではなく、 いかにカントが指摘・分析した「形式」が今の生きているボク達にも 関わりまくっているのか、または縛っているのか、 ・・という事柄を、 非常に判り易い形でアクチュアルな問題として (というか、モノをみたり、つくったりする時の基本中の基本として) 紹介していただき、皆でディスカッションしました。 この私塾では8月に合宿もあるので、楽しみ。 * 友達にススメられて、先日 蒼山日菜さんの 切り絵 ワークショップに行ってきました。 ・・案の定、ボクは切られたゴミの方に興奮しちゃう始末。 上の写真は「にょろにょろ」 「にょろにょろ」の虹色の嘔吐。 「白と黒」は不思議。 遊んでると、不思議と「白黒」に色がついてきます。 実際に網膜が反応する色だけではなく、 「意味」や「形態(フォルム)」の「意味作用」 による 色彩感覚に襲われます。 今回、 蒼山さんのメソッド(彼女が作り上げた独自の方法論)を みせてもらって、お話を直接お伺いして、良い刺激になりました。 作家にとって 独自の視点の獲得と 独自の制作方法を作りだす事は 手と頭を使いながら 膨大な時間をかけて獲得できる 本当に大変な作業なので その片鱗にふれる非常に貴重な体験でした。
by taishi_tomi
| 2009-07-16 02:22
| 日々 day by day
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