zeichnung!

昨日は、ウチに泊まりに来てくれた友達と 娘とで、
京都国際マンガミュージアムへ(写真下)、
ハンブルク在住の絵描き アンケさんのワークショップに
お邪魔しました。
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                休憩中の娘と友人↑

受講生が多かったので、じっくりお話するまではいかなかったけれど、
アンケさんや同じ受講生達と絵を通してコミュニケートする事ができて、
面白い体験でした。
もう少し感触や匂いのようなものを捉えるように描いたらいいのでは・・?
というようなアドバイスも受け、忘れかけてた初心を戻す事もできました。
よく考えたら、学校を卒業してから こういう大勢で制作(の場を共有)する という
体験はなかなか無いなぁって気が付きました。

その後、作家仲間と合流して、出町柳のカフェへ。
制作についてあれこれ談笑した後、
上記のアンケさんの作品が展示されている、トランスポップ・ギャラリーへ。
アンケ本人も既にいらっしゃってて、1冊ずつ画集にサイン・・
というか丁寧に絵を描き描き。
ナマ絵!
やっぱり迫力が違う・・。
不気味やけど深くてコミカルなアニメーションもあり、娘はそれに夢中でした。
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# by taishi_tomi | 2007-11-20 01:08 | 日々 day by day

天草 2006 10/23(月)ー25(水) part 4

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part 3の続き。
25(水)
シシオ叔父邸にて 7:30起床。
朝食をいただいた後、叔父と叔母に感謝と別れを告げ、

熊本バンドのメンバーの1人であった思想家の 徳富蘇峰
その弟である 徳富蘆花
が幼年期育った家であり、
兄 蘇峰がつくった大江義塾の跡でもある
「徳富記念館」へ。

  *
 * *

館長:「京都からですか。同志社の学生さん?」
ボク:「いえ、(自信なさげに・・)絵を描いています。
    日本の近代化の歴史について調べています。」

この日はたまたま館長さん1人で、朝一に変な男子(ボク)が
来たという事もあり、
一緒に館を歩いて色々解説してくださいました。
蘇峰・盧花の生い立ち、どういう幼年期だったのか詳しく
話していただく。
もともとは軍出身のジェーンズが教えてた洋学校で学んでた蘇峰。
学習態度が悪くて1度放校処分になってるらしい蘇峰。
特に神学校という訳ではなかったので、キリスト教に触れる機会は、
日曜に行われる礼拝と、授業のほんの一部だったらしいけど、
キリスト教に興味をもった学生達(おそらく、日曜日に学校や教会に集まって礼拝する、というその行為自体、そういう特殊な"コミュニティ"形成に熱く興奮した学生達)により、
明治9年、キリスト教信奉の結盟(熊本バンド結成宣言)が行われる。
天草の「サンタマリア館」館長の言うように、
明治6年までキリスト教は実質禁教・邪教扱いだったので、
明治9年のこの宣言は熊本中、日本中がひっくりかえったらしい。

そして熊本バンドの連中は、京都の同志社大学 第1期生として京都へ(同志社1期生60人中35人が熊本バンド!)。
京都はこの頃、どぎつい熊本弁がそこここで鳴り響いていた、という。

蘇峰は同志社の授業に不満を持ち(というか熊本バンドの連中は同志社の先生達をバカにしまくってたらしい。ジェーンズにより、当時日本で最先端の教育を受けていたからか・・)、
同志社を辞め、幼年期を過ごした、ここ熊本 徳富記念園の場所に
「大江義塾」を開校。
思索の日々を送る。
館長の話を聞いていると、
明治初期は日本には地方にかなり強い固有色があり、
まだ一都市集中型の文化ではなく、
そして地方からでも日本全国に伝わる形で色々鋭い発言とかができたのだなぁ、と
当時の日本の様子がまざまざと目に浮んでくる。
そして、画一化されちまった現代の日本と、
近代化黎明期の明治初期の日本を比べてみる。
  
  *
 * *

その後、ノルウェーから写真家のアイナー君が来日してて、
北九州で展示をしていたので、
会場の 現代美術センターCCA北九州へ遊びに行く。
「CCA」は東京にいた頃から噂は聞いていて、どんな場所か気になってたので、興味津々。
熊本から小倉まで 電車で1時間30分。近っ。
アイナー君と小倉で待ち合わせ 一緒にラーメン食べて、
CCAのある八幡まで。
閑散としたベッドタウン。
色々話しながら(アイナー君は日本語がペラペラ)駅から徒歩10分の場所にある、
アイナー君達が企画出品している、「八幡ビエンナーレ 展」(!?)開催のマエダスタジオへ。

画像はその様子。

左:作品の説明をしてくれるアイナー君。
奥に見えるのが彼の写真作品。

中:この作品が爆笑。
“YOU TUBE ”から拾ってきたというアマチュアが歌ったレディオヘッドの名曲『NO SURPRISES』をBGMに、
mixiとかブログとかに載っている何気ない日常の1コマの画像と、ひたすら嘔吐している画像を交互に流していた映像作品。
氾濫する日常の風景、誰でも発信できるという装置、けれどもその実どれもどうでもいい退屈で見るに耐えない断片達・・。
“嘔吐”のシーンがこの作品の批評性を支えてた・・。ていうか下らな過ぎて面白かったんだけど。
少年マンガ雑誌を束ねて、それをイス代わりに。

右:CCA外観。

・・・

展示を鑑賞後、ポートフォリオを見せてくれたアイナー君。
どれも日本人の感性じゃ絶対撮れないような色、風景。日本の風景写真なのに・・。
「風景」は「既にそこにあるもの」だけれども、
それを発見し、見いだすのは、
人間個人個人の感性なんだなー、とつくづく思いました。
1人1人、どんだけ違う「風景」を発見してその中で暮らしている事か!
面白い展示、ステキな写真を見せてくれてありがとう。

  *
 * *

その後、京都へ。九州バイバイ。

今回は(も)色んな事を考える小旅行でした(ってもう1週間以上経っちゃった・・)。

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# by taishi_tomi | 2006-11-05 02:13 | 熊本 Amakusa