カテゴリ:奈良 Yamato( 3 )

三輪山山頂 から 玉置山山頂 まで


f0156951_0423891.jpg



いま、同時進行で色んなイベントや展示、それに本の制作準備をしていて、
頭がいっぱいになってたので、息抜きがてら プラプラ
前から気になっていた 奈良の玉置神社まで 悪友と一緒に1泊旅行してきました。

途中、妻からも行った方が良いとススメられていた 三輪山(御神体)山頂へ。
登るのに往復で2時間強。
平日だったので、殆ど人もいなくて山のエネルギーをモロにいただきました。
山頂は無風。不思議な形の岩と、背の低い木ばかりで、時間がピタッと止まって
いました。頭(感覚)が冴える。

そのあと十一面観音像を拝観しに長谷寺へ。
デカい。
観音様なので、慈愛に満ち溢れているかと思ってたら、女っぽくもあり男っぽくもあり
厳しい表情から優しい表情まで 色んな表情が含まれてて、思わず ずっとみていました。
新生児がオカンをみるサイズなんかな?
「お母さんやな」と思いました。
途中、そのお母さんを、お坊さんが20人くらい囲み、
般若心経を大声で「オギャー」って感じで絶叫しながら読経しはじめて、
ますます、赤ちゃんとお母さんの関係みたいに感じました(笑)
「母」は偉大です。



その後、車で天川村まで。温泉そして一泊。
翌朝、天河神社、そして天川から更に2時間山道を南下、
ほとんど和歌山県に位置する(ギリギリ奈良県)玉置神社に行きました。



f0156951_0425791.jpg




f0156951_0431776.jpg




f0156951_0433947.jpg


神社は玉置山山頂付近にあり、空気が明らかに変わっていきました。
駐車場から歩いて15分。
「国常立尊」と「天照大御神」が奉られている、
日本の歴史を考える上でもとても重要な神社。
木(気)がものスゴイ・・。
そして神社から更に歩いて15分、山頂へ。
急に霧が深くなり、樹齢1000年級がそこらじゅうに。夜コワイわ、絶対。

山頂は三輪山山頂のように無風、全くの無音。
地面がフカフカだったので5分くらい昼寝をしました。
時間感覚がなかったので、5分が何時間にも感じました。
「自然」の中に自分の「身体」が流れこむイメージ。
すばらしい体験でした。

帰ってから知ったんやけど、今回 訪れた場所は、
●三輪山の大神(おおみわ)神社 と 玉置神社→「出雲」・・・スサノオ
長谷寺 と 玉置神社→「白山(越王朝)」・・・菊理媛命

と関係が深いことがわかって、
「出雲」と「白山」が、ちょっと気になりだした・・。
想像の域を出ないけれども、
韓国(黄泉の国)、出雲、越王朝、大和王朝、蝦夷熊襲などの
群雄割拠具合を考えると興味深いし、
上に挙げた国々の文化が、ボク達の生活様式にススッと入っている気がする。

なんか、そういう過去の履歴が、上書き保存されながらも
この玉置には ことごとくある気がしました。


f0156951_0435953.jpg




f0156951_0441784.jpg

[PR]
by taishi_tomi | 2009-10-07 01:08 | 奈良 Yamato

ふたたび やまと へ


f0156951_219490.jpg


久々の家族旅行。奈良。
去年、Yちゃんと一緒に行った奈良旅行が本当に素晴らしかったので
ほぼ同じところを反芻するように訪れました。


f0156951_2241263.jpg

↑東大寺にて。
大きな丸太一本分くらいありそうなヒダヒダ。フェティッシュ。
娘は大仏初体験。
ただ、デカイというだけで、もう信仰の本気度具合がわかる。
後ろの光背の部分とか ディテールの部分の処理をちゃんと観察するのは初めて。
途轍もない時間をかけていることに改めて気付きました。



f0156951_2244374.jpg


f0156951_225894.jpg


f0156951_2254345.jpg


f0156951_226428.jpg


↑石上(いそのかみ)神宮。
静かで気持ちいい。
前回もやけど、大神(おおみわ)神社との記憶がゴッチャになっている。
特に似ている訳ではないんやけど・・。



f0156951_2262276.jpg


奈良市内から2時間の 宿泊した天川村のペンションから。
ここもとても静か。赤ちゃんも何故かそれほど うるさくせずに静かな夜。

天川村から更に2時間南下した、ほとんど和歌山県にある
「玉置神社」という神社に行きたかったんやけど、
赤ちゃんがいるので山道は危険と判断、今回は断念。

「玉置神社(=国之常立神)」は
前回訪れた「高天原(=天之常立神)」に対応する
国土、大地を象徴するエネルギーを奉っている場所。らしい。
こないだ文化人類学の研究者の方とお話してて、
玉置はスサノオにも関係のある場所らしい。
次回は是非。



f0156951_2264723.jpg


f0156951_227986.jpg


f0156951_2273886.jpg


f0156951_2282612.jpg


↑三輪山の大神神社の参道と狭井神社
この場所は本当に素晴らしい。

奥が深そうなので、ハマり過ぎには注意やけど、
平田篤胤や折口信夫の読書体験のように、
神話や土着の民話から この国の成り立ちを考えると非常に面白い。
と、再確認できた 良い機会でした。
[PR]
by taishi_tomi | 2009-08-11 03:37 | 奈良 Yamato

石上神宮から高天原まで

もう1ヶ月以上経ってしまったけれど、
5月末に、前述のYちゃんと、神奈川からグラフィックデザイナー、東京からバイオリニストが
駆けつけ、4人で奈良の天河大弁財天社に行ってきました。

奈良駅で車を借りて、一行はまず
石上(いそのかみ)神宮へ。
f0156951_2238937.jpg

参道を歩いていると、いきなり大蛇が参道から神木の下に入り込んでいくのを目撃し、
テンションが一気に上がり(笑)、
更には、降水確率が朝みた時には1日中80%という予報だったのに、
昼にチェックしたらば、0%になってた(笑)。
とても緑が豊かな場所で、非常に気持ちのよい場所でした。
ちなみにここには国宝の七支刀が蔵されているそうです。伝説やなっ!!

続いて、行き先はYちゃんに任せたので、何も考えずに車を走らせていたら、
昔話に出てきそうなこんもりした山があらわれたので、

「昔話みたいな山ですねー」
「ああ、あそこに行くんだよ」

というわけでこんもりした山、三輪山にある大神(おおみわ)神社へ。
f0156951_2330791.jpg

ここは蛇を奉っているところで、神社のあらゆるもの(しめ縄とか)が
蛇をモチーフにしているそうです。

f0156951_2330304.jpg

蛇だけに、お供えものは卵とお酒↑。
"巳の神杉"という神木もあり、風にゆられているのか、キューキュー鳴っていました。
f0156951_23305262.jpg



そして、三輪山から車で1時間半。天河へ。
(写真を撮る気にならなかったので、画像はナシですが・・)
夕方着いたので、一度、天川弁財天の敷地内にあるペンションに
荷物を降ろし、温泉へ。
入浴後、あまりにも星がキレイでキレイで、天の川もばっちり見えていたので、
一行は暗闇を探して、寝そべって、夜空をずっと見ていました。

そして、夜の神社参拝。
五十鈴という特殊な鈴を頑張って鳴らして(←なかなかウマく鳴らない)、
お参りしました。
後日、お世話になっているギャラリーの方と話していたら、
昔ここで中沢新一さんや鎌田東二さんをよく見かけたらしいです。
やっぱり、頻繁に来てたんスね。



翌朝、もう一度参拝して、
葛城へ。
ちなみに京都の妖怪堂店主、葛城サンの出自がここらしい。
ヤマトと勢力を二分した豪族で、出雲地方(タタラ?)とのパイプがあったらしい。
ホンマかどうか知らんけど、役小角も葛城の血の人という説があるそうです。

そして最終地点の高天原(たかまがはら)へ。
f0156951_09884.jpg

f0156951_093328.jpg



旅から帰って、大和、葛城、出雲、伊勢に関する本を片っ端から読んだんやけど、
今、社会で習う日本史とは全く違う、歴史がそこにはあって、
ああ、ボク達が勉強させられている歴史は、本当に起こっていたかもしれない事の
1%も伝えていないんだなーと改めて思いました。

この旅でみた事、考えた事はまた追って日記に綴ろうと思っています。
[PR]
by taishi_tomi | 2008-07-04 00:27 | 奈良 Yamato