HYSTERIC JAPANESE " FUCK ME or KILL YOU " (2002)


まるで 8ミリかなんかのフィルム が遠心力の惰性で流れている

かのように錯覚してしまう山の手線 新宿駅での 内回り外回り

すれ違い、寿司詰めにされ倒錯的な快楽にふけり、あるいはどっかの

形而上磁場 -「ああ、頭の中では爆音でブラックが流れている・・・」-

と繋がったりとかしている人々、人々はその1輛の露光されたフィルムに

焼き付けられながらまたそれをそういうものだというふうに何ごとも

ないかのように知覚もしないでしらんまにその対象である自分自身をも 

消費し犯してしまう。そして「ああ、気持ち良い・・」ということは、

実はこんな言葉で表わすなんてかったるいことは抜きにして詰まる

ところ向こうの乗降口で爆音を聴いているメス豚のおっぱいと

その下品なケツとアミタイツに覆われたパツンパツンの脚、そんな体を

強調している歪んだグロテスクな優越感も、どうぞ、歓迎いたします、

そして今すぐハメましょうなどと考えている小学3年生もこの中には

確実にいるわけだが、やめなさい、そんな無意味な言葉を垂れ流さないで

くださいお願いしますと懇願いたすしゃらくさい下僕も中にはいたりして。

そして目で愛でる、そのフィクションを。他の受容体は邪魔なので捨てて

ペニスとクリトリスとアナルを発達させればこっちのものさ、つまりは

精液と愛液と糞としょん便と汗と排卵とか月経の血のオブセッション、

その匂いに耐えられないようなお鼻は潰しましょう。すべての音を

聴いたら耳は潰せ、気持ちの良い音が3日も見つからなかったらその時も潰せ。

色覚なんて2色の違いがわかれば上等、快楽を得たいのであればすべての

感覚を放棄しろ。ドラッグなんてやめなさい安易すぎます、君は今すぐ

青空をみろそしてそれがどのようにして網膜が反応してるのかをイメージ

したまえ。


「でも人肌が恋しいです!」しゃべるな笑え意味は求めるな。

「恋しいです!」それができないなら車輌からとっととでてけ。

次の駅までなんて待つな今すぐ降りて。そんなお前は地面に叩きつけられ

この退屈なすべてから解放されるのだから望むところだろ。だろ。だろ。

本当はそんなことで解放なんてされない、ただナルシシズムが満足する程度・・。

革命なんて考えるな。「オウム」か「三島」のようになるのが関の山だ。

あんな退屈な・・言葉にするのも退屈だ。しかしこんなアイテム達はやはり

つまらない、みんなわからないのか?と問うマザコンの巨乳好き

プライドの高い、いつも戯言をいっているウィトゲンシュタイン達

気が狂いながらもこの史上最大で抱腹絶倒、つまらないゲームを続ける

ほかない。いわく、「こんな閉塞感いやだいやだ」。そんなこと

お前がアホ扱いしているJポップ-ああ、愚劣で耳障りなシュプレヒ

コール・・-好きの仔猫ちゃん達さえ、むしろ奴らが身をもって感じて

いる、ごちゃごちゃがなりたてるなうるさいもういい黙れすっこんでろ。



TEXT 『Fuck Me or Kill You』 2002 (1996-2002) より



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“ Melancholic Saturnian ” 256 x 304 (cm) Oil on panel 2005
@ caso osaka

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by taishi_tomi | 2009-01-12 00:00 | テクスト text


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